オフセット印刷

オフセット印刷には強い圧力がかかりますから、ダンボールに直接印刷することはできません。
ですから、 一度厚紙に印刷してその厚紙と片面段ボールを貼り合わせる、いわゆる合紙という工程を経て初めてオフセット印刷付きのダンボールができるわけです。
厚紙だけのパッケージや段が低く圧力に対して強いGダンボールについては、 直接オフセット印刷ができます。
ダンボール印刷では、A式みかん箱タイプなど抜き型が不要な箱と、抜き型を必要とする箱双方に印刷を希望する場合は、版を兼用することはできません。
ダンボールのKライナに印刷したインキと白ライナに印刷したインキ、例えば「D-010 ぼたん」は、見本帳での見掛けは違っているように見えます。
しかし、コンピュータ上では、同じ名前ですとどちらかに上書きされますから、それを回避するためにはファイル名を変える必要があります。抜き上がった箱でB式底組み箱などの場合は、貼り加工があるようです。
この貼り加工でも1~2mm程度のブレがあると考えたほうが良いようです。
糊代に接して印刷がある場合は、糊代の中に10mm程度伸びを作成するということです。
タイトに貼れた場合と伸びて貼れた場合で、同じロットの中にもどうしてもばらつきが生じますから要注意だということです。
従来のインク機構では、多量のインクを循環させていますから切り替え時にインクロスが多く、しかも多量の洗浄液を排出することから大掛かりな排水処理装置が欠かせません。
バクテリア活性法、あるいは凝縮分離法など大きな設備が必要ですし、焼却する方法は大気を汚してしまいます。
その上、これらの装置にも人手が掛かってしまいます。こういったことが、ダンボールのフレキソ印刷のデメリットでした。
近年は、これを解消した機械も登場し、少量の水(従来の10分の1程度)で洗浄が完了する機能を有し、インクロスも同じく10分の1程度まで抑えられるようになったということです。
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