版下とは何なのか

ダンボール印刷は版画ですから、一度作成した版下のサイズは変更することができません。
最初に作成したままのサイズで使用することになります。
これは、初回の注文では気付きにくいことですが、次回の注文の際に「今回はサイズを変えて注文してみよう」という段階になって気付く盲点とも言えるかもしれません。
普段から2種類以上のサイズのダンボールを使い分けている場合は、特に注意する必要があるでしょう。
あらかじめ2種類のダンボールのサイズを伝えてきますと、どちらにも合うように考慮して版下を作成してもらえるはずです。
印刷に用いる印版の代金はダンボール箱の代金と比べますと、どうしても桁が1~2つ高くなってしまうそうです。
ある程度コンスタントに箱が出荷するようになりましたら、その印版代への出費も気にならないかもしれませんが、数十箱の小ロットの箱で印刷をしたい場合は、どうしても考えざるを得ないところでしょう。
一般的なダンボール印刷方法では、普通の茶色いクラフト色の上にインクを載せてちょうど目的の色に見えるようにインクを調合して印刷しますから、例えば表面の色が黒のものに白のインクで印刷しますと本来白になるべきところがグレイに見えてしまいます。
そのため、比較的うすい色合いの素材を使い、その上に載せるインクの色は黒などの濃い色にすることにより、通常の原始的な手法でもきれいに仕上がり、遜色の無いものができるということです。
通常のダンボール印刷では印版が必要となりますが、インクジェット印刷ではその印版が必要なくオンデマンドで印刷することが可能です。印版が必要ないというメリットを活かし、多品種小ロットを扱うことができます。
また、通常のダンボール印刷は、凸版の多色刷りのために印刷色数に制限がありましたが、インクジェットではそれが無くフルカラーの印刷も容易に行えますから、ユーザーの要望通りの印刷やカラー写真の印刷も難なく行えます。
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